シャープなど6社が共同で液晶の次世代基盤技術開発の会社を設立(2001/2/6)
IBM、900万画素の22型LCDを開発(11/10)
東北パイオニア、低温Poly−Si TFTを用いたアクティブ型カラー有機ELパネルを開発(10/5)
ソニー、1024ライン×1024ドットの42型UXGA対応業務用PDPを発売(10/5)
松下電器産業と東レ、PDP事業で提携(9/28)
FHP、PDPモジュール製造の新工場が完成(9/6)
NEC、202ppiの高精細を実現した6.3型XGA対応a−Si TFTLCDを発売(9/6)
セイコーエプソン、アクティブ・マトリクス型カラーMD−TFDLCDの新工場を建設
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■シャープなど6社が共同で液晶の次世代基盤技術開発の会社を設立


▼シャープ、東芝、NEC、日立製作所、松下電器産業、三菱電機の6社は2001年2月5日、次世代の液晶の基盤技術を開発する会社「液晶先端技術開発センター(ALTEDEC:アルテデック)」を共同で1月に設立したと発表した。資本金は5040万円で、出資比率は6社均等である。
 主な開発テーマは、次の二つ。第1に高性能アクティブ・マトリックスLCDを実現する省エネ生産プロセス基盤技術の研究開発。第2に、先進的LCD実現のための次世代基盤技術の研究開発である。(山口由美子)

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(2001年2月6日)




■IBM、900万画素の22型LCDを開発


▼IBMは2000年11月10日、22型ワイド画面で921万6000画素(3840×2400)の高解像度LCDを開発したと発表した。
 このLCDでは、従来、あらかじめ張り合わせてあったガラスの端の注入孔から液晶材を注入していたのに替わり、ガラスを張り合わせる前に下側のガラスに液晶材をたらし、そこに上側のガラスをかぶせて4辺を一気に張り合わせるODF(One Drop Fill)や、平面スイッイング(In−Plane Switching:IPS)などの技術を採用することにより、1インチあたり202画素の高精細で10:16ワイドの22型画面を実現することに成功している。遠隔医療や天気予報、グラフィックデザイン、製品開発などのアプリケーション用コンピュータ機器に利用される。
 新技術を採用したディスプレイは、米国エネルギー省のローレンス・バリモア国立研究所に納入されており、2001年中に一般への出荷を予定している。また、特許技術のディスプレイ・メーカーへのライセンス供与も計画している。
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(2000年11月10日)


■東北パイオニア、低温Poly−Si TFTを用いたアクティブ型カラー有機ELパネルを開発


▼東北パイオニアは2000年10月2日、2.1型の低温Poly−Si TFTを用いたアクティブマトリクス型カラー有機ELディスプレイパネルを開発したと発表した。携帯電話などへの用途に向けた。
 この有機ELディスプレイパネルの試作品は画素数が176(×RGB)×192、画素ピッチが0.066mm×0.202mm。輝度は60cd/u。トータルの開口率はTFTの改善により40%を実現した。4096色(各色16階調)を表示できる。デジタル時間階調方式の採用により各トランジスタのばらつきに依存しにくい。
 同試作品は有機ELを東北パイオニアが、低温Poly−Si TFTを半導体エネルギー研究所(SEL)がそれぞれ製造した。東北パイオニアは今後、SEL以外のメーカーにもTFTの生産を委託する予定であるという。

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(2000年10月5日)


■ソニー、1024ライン×1024ドットの42型UXGA対応業務用PDPを発売


▼ソニーは2000年10月2日、解像度1024ライン×1024ドットの高精細を実現する業務用42型UXGA対応PDP「PFM-42B1」を12月1日から発売すると発表した。
 「PFM-42B1」は、ドットピッチ0.90mm×0.51mmの高精細を実現した。有効画面は921mm×522mmと広い。表示可能な色数は1677万色。消費電力は400W。電源電圧は交流100〜240V、50/60Hz。外形寸法は1032mm×630mm×83mm。価格はオープンである。
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(2000年10月5日)



■松下電器産業と東レ、PDP事業で提携


▼松下電器産業と東レは2000年9月28日、松下電器の子会社で7月1日に設立されたPDPの製造・販売会社「松下プラズマディスプレイ製造」に東レが出資し、出資比率が松下電器75%、東レ25%の合弁会社とすることを発表した。これに伴い、社名は「松下プラズマディスプレイ」に変更した。
 新会社は、PDPデバイスおよびにセット製造、販売を行う。東レからは背面板の製造技術の供与を受け、松下電器からは背面板以外の、パネルからセット完成までの製造技術の供与を受ける。
 第1期設備投資総額は350億円を予定している。前回の計画通り2001年6月から本格生産を開始する予定。生産能力は月産3万台を計画しており、これも松下プラズマディスプレイ製造での計画からの変更はない。
 新会社は10月中旬に2社の合弁会社として登記する予定。資本金は設立時で12億円で、順次増資を行う予定。松下プラズマディスプレイ製造の設立時の7月の資本金は3億円であり、9億円の増資となっている。社長は松下電器のPDP事業部長である森田研氏が引き続き兼任する。

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(2000年9月28日)



■FHP、PDPモジュール製造の新工場が完成


▼富士通日立プラズマディプレイ(FHP)は2000年8月29日、同社の100%子会社である九州エフエイチピーの敷地内にPDPモジュールの新工場(同社内での通称:二番館)の建屋を建設、7月末に完成させたと発表した。
 新工場での製造には、大画面カラーPDP用の同社独自の駆動技術「ALIS方式(Alternate Lighting of Surfaces Method)」を用いる。ALIS方式とは、3電極面放電方式を発展させ、1対の表示電極で走査線2本分の表示制御を可能にしたものである。同社従来方式とほぼ同じ表示電極数と駆動用LSI数とで、走査線数を向上させた。新工場では、ALIS方式を用いて製品化済みの42型に加え、今回同方式による開発に成功したという32型と37型も製造する予定である。
 新工場での生産能力は、42型換算で月産3万台が計画されている。さらに2002年には同月産6万台の能力にまで増強する予定である。なお、現在同社では、九州エフエイチピー内の既存工場(一番館)において、月産1万台(42型換算)を生産している(同社のPDPモジュールの生産拠点は九州エフエイチピーのみ)。
 新工場は今後設備の導入を進め、2001年1月に初期量産を開始する。出荷は32型を4月から、37型を10月から開始する計画である。
 なお、開発した32/37型PDPモジュールの主な仕様は以下のとおり。画素数は32型が852×1024画素、37型が1024×1024画素。アスペクト比はともに16:9。表示色はともに1677万色。輝度はともに650cd/u。奥行きはともに約6.5pである。価格は公表していない。
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(2000年9月6日)



■NEC、202ppiの高精細を実現した6.3型XGA対応a−Si TFTLCDを発売


▼NECは2000年9月4日、202ppiという高精細を実現した、6.3型XGA対応のカラーa−Si TFTLCD「NL10276BC12-01」を12月からサンプル出荷すると発表した。量産は2001年1月から開始する予定。量産規模は月産1万台を計画している。
 新製品は、TFTガラス基板上にカラーフィルタを形成するColor filter On TFT(COT)技術により、202ppiという高密度で画素を集積し、6.3型でXGAへの対応を実現した。また、RGB各8ビットの入力信号とFRC(フレームレート制御)方式による1619万色表示モードと、RGB各6ビットの入力信号による26万色同時表示モードとを選択できる。さらに、200cd/u(TYP.)という高輝度を達成した。コントラストは250:1(TYP.)。消費電力は5.2W(TYP.)。外形寸法は178.8mm×126.8mm×12.5(MAX.)mm。
 サンプル価格は10万円である。
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(2000年9月6日)



■セイコーエプソン、アクティブ・マトリクス型カラーMD−TFDLCDの新工場を建設


▼セイコーエプソンは2000年7月4日、長野県の豊科事業所内に、次世代携帯端末用のMD−TFD(Mobile Digital−Thin Film Diode)LCDを増産するための新工場の建設に同日着工したと発表した。第1次投資として、建物・設備を含め約280億円をかける。2001年8月からの本格稼働を目指す。
 新工場で生産するMD−TFDLCDは、アクティブ・マトリクス駆動方式でありながら、他のアクティブ駆動方式と比べて消費電力が1/10以下に抑えられるという特長がある。
 新工場は、延べ床面積が7万3700u、地上7階建てであり、クリーンルームは3層になっている。生産規模は、2001年8月に月産150万個から開始し、2002年度には月産最大で450万個に拡大する計画である。これにより、既存工場での生産をあわせ、同社でのMD−TFDLCDは2001年8月に月産300万個、2002年度には同600万個となる(いずれも50mm相当の個数)。

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(2000年7月17日)

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