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日本テキサスインスツルメンツは、同社のDLPと液晶ディスプレイの信頼性を比べた試験結果を発表した。両デバイスをプロジェクタに搭載して、画像の経時変化を見る試験を米国のRochester
Institute of TechnologyのMunsell Color Science Laboratoryが行った。3312時間経過した時点でLCDは色の劣化が明らかになったが、DLPは、まったく変化がなかった。DLPはデジタル方式であるため、色再現性が非常に安定しているためだとしている。平均寿命も10万時間程度あるという。
TIでは、DLPのアプリケーションとして劇場用プロジェクタの採用実績が伸びており、データ・プロジェクタでは26%のシェアを獲得しているとしている。特に2.3kg以下の重さのデータ・プロジェクタでは、92%がDLP方式だという。家庭用テレビ向けの背面プロジェクタについては米国、欧州、中国などで製品化されている。韓国Samsung
Electronics社は、43型DLPテレビを3200米ドル、50型を4000米ドルで販売しており、他のFPDテレビと競合できる価格を実現しているという。しかし、日本ではPDPやLCDが主流で市場に出回っていない。
DMD素子の生産体制については、数ヶ所のCMOSプロセスの工場で生産している。TIでは、まだ生産余力があるため、当面は他社に製造ライセンスなどを与えるなどの措置は必要ないとしている。組立と試験については米Amkor社にライセンスを与えて生産を委託している。チップ・サイズの縮小やパッケージの低価格化などコスト・ダウンが技術テーマだという。
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