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富士フイルムは、神奈川工場足柄サイトに約240億円を投資し、FPD材料の研究開発機能をもった新工場を建設することを決定した、と11月27日発表し た。12月に着工し、08年4月から稼働する予定。液晶テレビは、画面の大型化と性能向上により世界的に需要が拡大しており、本格的な成長期に入っている。中でも40インチ以
上の大型液晶テレビは前年比約50%増と急速に伸長しており、大型化により適した材料の開発が求められている。富士フイルムは、液晶テレビの大型化に対応した最先端の研究開発を神奈川工場足柄サイトにあるFPD材料研究所を中心に行って
いるが、研究開発から市場導入までのスピードをさらに早めるため、同サイト内に研究開発機能をもった新工場を建設することを決定した。 新工場では、液晶画面の大型化に対応し、40インチ以上の大型液晶テレビ用材料を効率的に生産できる超広幅「フジタック」を開発・生産する。またフジタックをベースにした機能性フィルムなども開発・生産する。フジタックは主として植物由来成分である天然セルロースから作られており、農林水産省が推進する「バイオマスマーク」の認定
を液晶ディスプレイ用材料としてはじめて取得した環境負荷の小さい製品。今後、富士フイルムではフジタックを構成する天然セルロース以外の成分も全面的に植物由来成分の原料に切り替える方針で、さらに環境に配慮した材料の研究開発を進めていく。新工場の生産能力は年間5000万m2以上、延べ床面積は2万5900m2。
同社のFPD材料事業は、本年10月より稼働した富士フイルム九州を中心に大幅な生産能力増強を進めている液晶ディスプレイに不可欠なフジタック、視野角拡大効果のある「WVフィルム」、パネル表面の反射防止効果の高い「CVフィルム」などの独自の技術を生かした特長のある製品の拡販に加え、カラー・フィルタ用材料「ト
ランサー」「カラーモザイク」などの事業拡大も進め、09年度には売上高3000億円達成を目指している。 URL:http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0067.html |