半導体・FPD業界の出版社

2006年12月15

日亜が韓国の無効審決に見解、意匠権の有効性に影響ない

 日亜化学工業は12月14日、バロンテックが日亜の韓国意匠登録第294490号の類似2号(以下、本意匠権という)に対して請求した意匠登録無効審判において06年12月6日付で無効審決がなされたことを確認したが、日亜は無効審決に先立つ06年12月1日付で本意匠権を放棄しており、この無効審決は韓国特有の意匠制度に基づいているため、米国、台湾、日本、中国などのすべての外国の対応する意匠権の有効性には何ら影響がない、との見解を発表した。
 同社によると、本意匠権は、同社のサイドビューLED335シリーズを保護するもので、出願審査において担当審査官によって同社の他の意匠権(韓国意匠登録第294490号)と類似であると判断され、法律的に結び付けるよう指導され、同社はその指導に従って、上記他の意匠権の類似意匠として登録することを選択した。ところが本年4月に本意匠権は上記他の意匠権に類似しないにもかかわらず類似意匠として登録されたことが違法であるとして無効審判が請求され、この主張を認めた無効審決がなされた。この審決は、当初、本意匠権を他の意匠権と非類似と判断し、単独の意匠権として出願した同社の判断が正しかったことを確認するものに過ぎず、結局、審決は本意匠権が当初出願したとおり、単独の意匠権として登録されていれば無効とはならなかった何らの欠点がない意匠権であることを明確に示している。しかし同社が無効審判提起後に精査したところ、韓国特有の意匠制度によって本意匠権の維持は困難と判断されたので、同社は審決を待たずに自主的に本意匠権を放棄したという。今回の無効審決は、本意匠権を類似しない他の意匠権に結びつけたことに起因しているため、そのような事情のない米国、台湾、日本、中国などのすべての外国の対応意匠権の有効性には何ら影響しない。現に335シリーズの意匠権に基づいて米国でSeoul Semiconductorを訴え、台湾でも台湾メーカ2社を訴えており、現在もこれら訴訟は係属中だという。

URL:http://www.nichia.co.jp/jp/about_nichia/2006/2006_121401.html

半導体・FPD業界の出版社


EDリサーチ
お問い合わせ・ご質問は webmaster@edresearch.co.jp
(c) 2001 ED RESEARCH Co., Ltd. All rights reserved.
 EDリサーチ EDリサーチ イーディーリサーチ 半導体 FPD FPD プラズマ  デジタル家電 通信・ネットワーク 移動体通信/携帯電話 次世代FPD 投資/工場計画 アプリケーション FPD新製品 半導体新製品 製造装置・材料 FPD動向 半導体動向