半導体・FPD業界の出版社

2007年10月12

理研が燃料電池用薄膜の開発を行うナノメンブレンを理研ベンチャーに認定
 理化学研究所は07年10月10日、同所の時空間機能材料研究グループ トポケミカルデザイン研究チームが開発した高機能ナノ膜技術を事業基盤として設立(07年9月14日)されたベンチャー企業「ナノメンブレン」を理研ベンチャーに認定した、と発表した。ナノメンブレンの事業の基盤となる、ナノの厚みで十分な強さとサイズをもつ高機能膜技術は時空間機能材料研究グループが有機、無機薄膜に関する基礎研究開発で実現に成功した研究成果である(06年5月22日発表)。時空間機能材料研究グループは07年9月末に8年間にわたる研究期間を満了したが、新たにベンチャー企業を立ち上げ、この一連の革新的技術の研究成果を産業界に展開、普及していくことになった。特に次世代燃料電池の開発や海水の淡水化など人類が直面する資源、環境問題の解決への貢献が大いに期待できるという。ナノメンブレンの設立により、理研ベンチャーとして認定した企業は累計27社(現在23社)となる。
 ナノメンブレンは理研が開発した膜技術の関連特許を優先的に実施し、自動車向けの実用的な中温作動性電解質膜とこれを組み込んだ単セルの開発、製造および販売を行うベンチャー企業として、07年9月14日に設立された。本社所在地は東京都大田区下丸子2-12-15-118。

URL:http://www.riken.jp/r-world/info/info/2007/071010/index.html

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