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三菱商事は07年11月26日、岡本硝子と共同で次世代太陽光発電システム向け部品(集光型太陽光発電システム用特殊反射鏡および特殊レンズ)の開発に着手した、と発表した。岡本硝子が研究開発を行い、三菱商事が研究開発投資と製品化後の国内外の販売総代理を担当、08年夏の製品化を目指す。
岡本硝子はデンタル・ミラーとプロジェクタ用反射鏡で世界トップ・クラスのシェアをもち、フレネル・レンズ(集光性の高い特殊平面レンズ)などの特殊ガラスや反射鏡製造技術の分野で世界水準の技術を保有している。ガラス製造用の高精度の金型成型技術と高度な製造ノウハウを生かしてこのプロジェクトに取り組む。次世代太陽光発電システム向け部品とは太陽光を電カとして有効に活用するための周辺機器、部品のことで、今回の開発目標となっている特殊反射鏡、特殊レンズやパワー・コンディショナ、蓄電デバイスなどが含まれる。
三菱商事はこれまで国内メーカが製造する太陽光モジュールの輸出販売を手掛けてきたが、太陽電池セル/モジュール製造の高付加価値化、差別化に有効な手段として集光型発電システム・技術に着目した。同社では太陽光事業については、@ポリSiビジネスヘの参入など、川上(原料)分野の強化、A発電事業への参画など、川下分野での新規取り組み、B太陽電池セル/モジュール製造のコモディティ化に対する対策など、3領域への参画・関与を戦略としているが、今回の共同開発はBの太陽電池セル/モジュール製造のコモディティ化に対する対策となるもので、将来の太陽光事業の拡大につなげたいとしている。
集光型太陽光発電は太陽電池モジュールに密度の高い太陽光を入射することによって素子を効率的に利用するもので、大きくは反射鏡式とレンズ式に分類される。同集光型発電普及への課題は発電オペレーションを含めたシステム全体でのコスト削減、メンテナンス容易性、および高寿命化などであるが、コスト削減と高寿命化の観点から特殊ガラスへの期待が高まっている。
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