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サイバネットシステムは08年01月18日、FLUXiM社(スイス)と日本における販売代理店契約を締結し、FLUXiMの開発する有機ELデバイス・シミュレーション・ソフトウエア「setfos」(semiconducting
emissive thin film optics simulator)の販売を同日より開始する、と発表した。setfosは有機ELやLED、フォト・ダイオード、ソーラ・セルなどの光学半導体デバイスについて、電気特性および光学特性を包括的に解析できるシミュレーション・ソフトウエアである。光学モデルは有機ELの光取り出し効率やソーラ・セルの電磁場の潜み込み、反射防止膜のスペクトル特性などを計算できる。電気モデルは有機ELデバイス内部の電荷分布や電磁場分布、I-V特性や過渡応答などを算出する。さらに電気モデルと光学モデルを連成して、光学半導体デバイスの特性を計算することも可能という。価格はライセンス料が200万円/年から。初年度販売目標10本。
光学モデルの解析機能は古典的な光学理論など(薄膜マトリクス法や電場解析、モード解析など)を用いて有機ELの輝度、色度、反射率、電磁場強度分布、光取り出し効率などを計算する。トップ・エミッション型およびボトム・エミッション型、マルチ発光層(単層/多層)、白色有機EL、キャビティ構造、反射防止膜(Bragg構造も可能)などのような光学モデルに対応する。
一方、電気モデルの解析機能は有機半導体デバイスに対する有効な「電荷のドリフト-拡散方程式」や「励起方程式」のソルバー機能を搭載している。荷電粒子のドリフト-拡散や再結合、注入モデル、励起子生成や輸送、消滅、ドーパントへのエネルギ移動、発光性ドーパントや電荷のドーピングなどの半導体物理モデルに対応する。シミュレーション結果として、電荷分布やI-V特性、発光層内部の発光分布、過渡および安定状態の電位などをプロットできる。
URL:http://www.cybernet.co.jp/news/press/2007/20080118.html |